2016年12月、NTTドコモ主催によるデマンド乗合い車両の実証実験の一環として、公立はこだて未来大学を中心に研究を進めているSAV (Smart Access Vehicle) を利用した東京都内での走行実験を行いました。
SAV初の東京都内実証実験
東京お台場エリアにて、完全無人によるリアルタイム配車決定と、決定に従ったデマンド乗合い車両の走行実験を行いました。 短時間にデマンドが集中し多重乗合いが頻発する想定での実験を行い、全てのデマンドに対する処理(配車決定)に成功しています。
お台場エリアSAV車両走行状況
お台場エリアSAVドライバーの走行ルート
過去3回函館地区において実証実験を重ねてきたSAVですが、都内主要観光エリアでも十分に機能することが確認できました。今回の実験データ、アンケート結果を元に、未来シェアや研究者を中心としたSAVの改良が進む見込みです。